2015年現在、バウハウスの雑誌は年に1回発行され、その年に選ばれたテーマを中心にしています。バウハウス・デッサウ財団は、2015年版の誌面を「集団」に充てているため、個人主義者や異端の思想家、ソロ・アーティストに焦点を当てています。1920年代、バウハウスの教師や学生だけでなく、学校の友人も含めたグループであるバウハウスラーは、自らを学習、作業、実験に専念する創造的な集団のメンバーとみなしていました。彼らは、新しい生活のための製品やビジョンをデザインするだけでなく、自分たちのモデルを使ってそれをテストしました。バウハウスの14年の歴史の中で、集団の概念は何度か変化しました。エリート主義的なビジョンを持った閉ざされたコミュニティというロマンティックな概念から、協力的な集団主義のモデルを経て、チームのコラボレーションやネットワーキングといった自由な発想へと変化していったのです。
発行:バウハウス・デッサウ財団
デザイン Prill Vieceli Cremers
ライプツィヒ、デッサウ 12月、2015年
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- 29.6×21cm
- 総ページ数:152ページ
- 多数のイラスト付き
- バックステッチのパンフレット
- 言語 英語、ドイツ語